先輩の声

69回生 有元 通敏

常にいい影響を与えてくれる、

同級生たちの活躍

69回生 / 平成6年卒
有元通敏Arimoto Michitoshi
有元歯科医院院長
愛知学院大学大学院歯学研究科卒

現役時代の生活(思い出)

私は、岡山県津山市という田舎町で生まれ育ちました。土佐高校との接点は、中学3年生の時に突然生まれました。ある日父親が、「土佐高校を受験したら。」と言ってきました。調べてみると、土佐高校に興味が湧き、進学したいと思うようになりました。土佐高校野球部の生活では、想像以上の苦労がありました。しかし、今振り返ると、野球・勉強以外にも人間教育をしていただけた、充実した3年間だったと思います。籠尾先生、楠目先生に指導していただいていなければ、今の自分はないと本当に思います。

今の生活にどう役立っているか

高校から現役で歯学部に合格できたのも、野球部で3年間過ごした経験が役立ったと思います。大学に入学しても、土佐高校野球部の練習中に常に全力疾走する習慣が活かせました。時間を有効に使うことが身に付いており、学業にも大変役立ちました。大学卒業後は大学院に進学し、この4年間も、全力疾走の精神で臨床と研究に邁進し、インプラントをテーマにした論文を二編投稿することができました。さらに、大学院卒業の進路時にはいくつかの医局からお誘いをいただきましたが、歯科医院を開業し地域に貢献したいという思いを強く持ちました。野球部の同級生達の活躍を目の当たりにすると、私も負けたくないと思います。土佐高校の野球部の同級生が、私の行動に常にいい影響を与えてくれます。

土佐高校野球部で良かったこと

生まれ故郷の津山市に2006年歯科医院を開業して、現在19年目を迎えています。開業後も、土佐高校野球部で培われた精神力で研修を続けました。それが認められ、2016年には、世界最古の歯学部を有するメリーランド大学に短期留学する機会をいただきました。約1ヶ月という短い期間ではありましたが、世界最先端のインプラント治療を学ぶことができ、歯科医師人生の糧となりました。また、土佐高校から約180キロ離れた私の歯科医院に、土佐高校野球部後輩の池添真一郎君が患者として通ってくれています。この奇跡にも土佐高校野球部の繋がりの素晴らしさを感じています。

後輩・受験生へのメッセージ

全国の中学生と保護者の方々、甲子園を目指しつつ、大学進学に安心を感じられる土佐高校野球部を選択してみませんか?
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